以上見て来た様に、「個人情報保護法」とは、「個人情報」や「個人情報データベース等」を入手・取得した事業者(第三者)に対して、その情報を扱うに当って遵守すべき義務等を定めた法律です。
ここで注意を払わなければならない重要な事があります。つまり、個人情報の出所の問題です。個人の情報は、先ず、私達個人本人が被害から自分を守るという心構えが必要なのです。
そもそも、この個人情報。最初の出所の大元は、大部分が「個人本人」といえます。ここが、ポイントです。
学生名簿、友好会名簿、会社職員簿、公的に近い名簿等による個人情報は、ある程度仕方ない事で、これは作成当事者に、「個人情報保護法」を遵守してもらうほかありません。
要は、私たち個人・本人の自覚の問題も大きいと思います。
私達は、日常の生活の中で、たとえば、大きな買い物をする際、新聞・雑誌等の購入契約の際、プレゼントの誘いの際、インターネットでの品物購入の際、デパートでの買い物の際、等々、数え切れないほど非常に多い機会に、いとも簡単に、そして不用意に「個人情報」を書き込んでいるのではないかと思います。
この様に私達が無意識のうちに記入した「個人情報」が、発信源となって、世の中で一人歩きし、悪用に供される事も心に銘記すべきでしょう。
色んなカードの暗証番号、インターネットのパスワード、e-メールアドレス等にも注意が必要です。暗証番号、パスワードなどは、きめ細かく変更する習慣を持ちたいものです。
今、大手の金融機関、大企業、官庁でさえ、個人情報データベースが漏洩したり、紛失する時代です。落とし穴は、いたるところに広がっているのです。
「個人情報保護法」の基礎を押さえながら、個人・本人の自覚も高めるよう、心がけたいものです。